薬剤師は常に人材不足である

薬剤師は常に人材不足である

薬剤師の仕事場といえば、病院での勤務薬剤師の他に調剤薬局、ドラックストアなどがあります。調剤薬局やドラッグストアでは人材不足であり、求人も1年を通してかなりあるといっていいでしょう。

調剤薬局での薬剤師の役割は、政府が在宅医療に重点を置くようになってから仕事の量が以前と比べて増えました。

例えば介護施設での在宅診療医の診察が終わってからの処方箋発行です。これは1時間以内の診察で、時には20人以上の処方箋を1度に発行しなくてはいけません。

しかも、後期高齢者になると数種類の薬を服用しているのが普通であり、また飲み残しも増えているので残薬チェックが大きな仕事になっています。

服用する種類が増えれば増えるほど、副作用のリスクも高まるので、他の医療機関で処方されているお薬がだぶっていないか、互いの薬が作用しあい、効果が半減されていないか、効き過ぎていないかなどを僅かな時間でチェックしていかなくてはいけません。

しかも、薬剤師には薬に対する説明義務があります。介護施設での訪問調剤の仕事がある場合、今までのように患者が薬をもらいに来るのを窓口で待つだけではなくなってきました。

さらに、ドラッグストアでの薬剤師の仕事は調剤薬局以上の多岐にわたります。一般医薬品を求めてくるお客様はどんな症状でどのような薬を欲しがっているのか、処方箋がない分、お客様の問診をしっかりしなくてはいけません。

お薬手帳を持ってくるお客様というのは皆無に等しいものですから、今まで薬の副作用があったかどうかきちんと確認しなくてはいけません。

病院向けの医薬品に比べて作用が弱いといえども一般医薬品でも副作用があるので注意が必要です。お客様からの相談の他に、在庫の整理からレジまで幅広いお仕事を任されます。

さらに近年ドラッグストアが深夜まであいていることから、シフト制の勤務おき余儀なくされる場合もあり、ドラックストアに勤める薬剤師は常に人材不足といっていいでしょう。

しかしシフト制というのも逆にとれば、短時間勤務しかできない薬剤師にとっては、ひとつの選択肢として考えるには良いといえます。 

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